大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会に参加(2019/12/12-14、福岡コンベンションセンター)

2019年12月12日―14日、福岡コンベンションセンターで開催された、大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会に参加しました。
1) 2つの企画セッションの司会、話題提供者を務めました。
TG2 わが国における次世代電子学習環境(NGDLE)に向けた取り組み2019:エコシステムと国際標準化(学術・教育コンテンツ共有流通部会(CSD)、オープンソース技術部会(OSS)、教育技術開発部会(EdTech)、提案責任者: 山田恒夫)
SH1 次世代公開教育資源(OER)の展望(学術・教育コンテンツ共有流通部会(CSD)、提案責任者: 山田恒夫)
2) 学習・教育コンテンツ共有流通部会主査として運営委員会を開催しましたが、定足数に著しく達しないため、意見交換会になりました。
3) AXIES国際連携室長として、今年度の基調講演者John O’Brien博士(EDUCAUSE会長・CEO)の対応を行いました。
4) AXIES理事会に、喜多一理事(京都大学)の代理で出席し、CSD部会より提案した「学習・教育データ利活用ポリシー」ひな型について、ご審議いただきました。理事会でも関心が高まりその必要性は認識されているとのことで、個人情報版、匿名加工情報版に分け、より多くの大学に参加いただく方向で検討を進めることになりました。これまでは、上田浩先生(法政大学教授)、緒方広明先生(京都大学教授)に小生でまとめてきましたが、その後、12月23日(月)にはフォローアップのためにテレビ会議を実施し、今後は各大学のCIOの先生方にもご意見をいただくことになるため、喜多一先生(京都大学教授、本部会担当理事)のほか、相原玲二先生(広島大学教授、AXIES理事)、菊池浩明先生(明治大学教授、AXIES理事)、隅谷孝洋先生(広島大学准教授)もアドバイザーとして参加いただけることになりました。

福岡国際会議場

情報セキュリティ概論(’22)印刷教材作成部会を開催(2019/12/06、東京文京学習センター)

2019年12月6日 (金)14:30-17:00、東京文京学習センター(放送大学学園東京オフィス)において、2022年度新規開講予定の情報コース放送授業科目(BS-TV)「情報セキュリティ概論(’22)」(主任講師:山田恒夫・辰己丈夫)の印刷教材作成部会を開催しました。これは、現行の「情報セキュリティと情報倫理(’18)」の後継になりますが、専門初級レベルになり少し易しくなります。情報倫理については、別途科目を立てる必要があります。今回は講師として、主任講師のほか、中西通雄先生(大阪工業大学教授)・金岡晃先生(東邦大学准教授)・花田経子先生(岡崎女子大学講師)をお招きしています。

放送大学長崎学習センター面接授業に出講(2019/11/30-12/01、長崎)

2019年11月30日(土)-12月1日(日)長崎学習センターで、面接授業(電子出版とeラーニング入門」を実施しました。授業に参加いただいた学生のみなさん、ご苦労様でした。17名登録、17名参加、17名合格という実績でした。
 長崎は昭和の面影を残す一方、国際交流の長い伝統も残す町でした。

放送大学長崎学習センター外観
長崎のたべもの

大浦天主堂外観(ホテルが近くでした)

IMS Global Quarterly Meetingに参加(2019/11/12-15、カリフォルニア州レッドモンド)

 IMSグローバルは、北米で4半期ごとに季節大会を実施しています。今年(2019年)度の秋季大会は、11月12-15日、米国カリフォルニア州レッドモンドのMicrosoft本社Visitor Centerで開催されました。テーマは「Learning Analytics Summit」でした。日本からの参加者は日本でのイベントと重なったため、TYのみでした。 「Learning Analytics Summit」のテーマは、「Opening New Opportunities to Use Data for Maximum Learning Impact」であり、Caliper Analytics(学習解析のIMS技術標準)WGの関係者から、最新動向が報告されました。全体の参加者は100-120名ぐらい。 上記以外では、eduAPIのタスクフォース(TF)に出席しました。eduAPIは高等教育機関における教育情報システム連携を図るTFで、初等中等教育のOneRoster技術標準に相当するようです。

会場への入口、晩秋の趣
メイン会場風景

サイエンティフィック・システム研究会 教育環境分科会 2019年度会合で講演(2019/10/24、神戸市)

2019年10月24日(木)13:30-17:50 ANAクラウンプラザ ホテル 神戸で開催されたサイエンティフィック・システム研究会(SS研)教育環境分科会 2019年度会合で講演を行いました。今年度の分科会のテーマは、「つながる拡がるLMS -次世代教育・学習支援環境のススメ-」で、「個別最適化されたパーソナル学習を実現する次世代電子学習環境とIMS技術標準」について講演をしたあと、パネルディスカッションにも参加しました。ファシリテーターは村上正行先生(大阪大学)、パネリストは講演者の3名、常盤祐司先生(法政大学)、田村恭久先生(上智大学)に山田でした。講演スライドも公開中です。

AAOU 2019年次大会で研究発表(2019/10/14-16、パキスタン・ラホール)

2019年10月14日―16日、パキスタン・ラホール・Pearl Continental ホテルで開催された、AAOU(アジア公開大学連合)2019年度年次大会に参加しました。研究発表を1件(IMPLEMENTATION OF DIGITAL BADGES FOR ONLINE AND OFFLINE COURSE RECORDS: POSSIBILITIES FOR MICRO CREDENTIALS AND QUALITY ASSURANCE, Tsuneo Yamada) 行ったほか、Young Innovator Awardの選定委員会委員長、Session Chair 1件、Session Chairへのプレゼンター1件を務めました。

ラホール城(パキスタン、パンジャブ州)
特別ゲストは同国大統領
発表会場風景
セッション座長もやりました
発表者には記念品が(座長はRory McGreal教授、アサバスカ大学)

2019年度放送大学国際シンポジウムに参加(2019/09/28、東京文京学習センター)

2019年9月28日(土)13:30-17:00、東京文京学習センターで開催された2019年度放送大学国際シンポジウムに参加しました。今年度のテーマは、 今回は「オンライン学習評価の方法~最新事例から学ぶ~(Exploring Methods of e-Assessment: Learning from the Latest Cases)でした。詳細は大学HP

2019年 G20サミット 教育関連イベント 「21世紀の教育政策」 に参加(2019/09/05、東京・国連大学)

2019年9月5日(木)、東京・国連大学で開催された「2019年G20サミット教育関連イベント 「21世紀の教育政策」~Society5.0時代における人材育成~」に参加、アンドレアス・シュライヒャー 先生(OECD教育・スキル局長) の 基調講演を聴講しました。http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/2019g20event/__icsFiles/afieldfile/2019/07/30/1419637_01_3_1.pdf

ISN第4回研究会に参加(2019/08/19-20、福島大学)

Innovation School Network (ISN) は東日本大震災の復興のため、文科省・OECDの協力により実施された「OECD東北スクール」を発展させるための研究会であり、生徒の力を活かした地方創生モデルの創出・活動の実践を共有し、ISNの目指す生徒像を考えることを目的とされています。今回は、2019年5月にリリースされたOECDラーニングコンパス2030を、教育実践レベルで検証することを主目的とし、全国から100名前後の参加者(中等教育教員、企業関係者、研究者)を集めておられました。
小生については、本年度新規開設した総合科目「情報化社会と国際ボランティア」(主任講師・山田)にOECD・主任研究官・田熊美保先生にご出講いただいたことから、本イベントにお誘いがあったものです。当該科目のフォローアップ番組の取材(企画段階)もかね、情報収集をおこないました。
ISNの責任者の鈴木寛先生(東京大学公共政策大学院教授)、三浦浩喜先生(福島大学理事・副学長)、秋田喜代美先生(東京大学大学院教育学研究科教授)にご挨拶させていただく機会が得られたほか、OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局の諸先生(小村俊平先生、太田環先生ほか)には貴重な意見交換の機会をいただきました。