情報セキュリティ概論(’22)印刷教材作成部会を開催(2019/12/06、東京文京学習センター)

2019年12月6日 (金)14:30-17:00、東京文京学習センター(放送大学学園東京オフィス)において、2022年度新規開講予定の情報コース放送授業科目(BS-TV)「情報セキュリティ概論(’22)」(主任講師:山田恒夫・辰己丈夫)の印刷教材作成部会を開催しました。これは、現行の「情報セキュリティと情報倫理(’18)」の後継になりますが、専門初級レベルになり少し易しくなります。情報倫理については、別途科目を立てる必要があります。今回は講師として、主任講師のほか、中西通雄先生(大阪工業大学教授)・金岡晃先生(東邦大学准教授)・花田経子先生(岡崎女子大学講師)をお招きしています。

放送大学長崎学習センター面接授業に出講(2019/11/30-12/01、長崎)

2019年11月30日(土)-12月1日(日)長崎学習センターで、面接授業(電子出版とeラーニング入門」を実施しました。授業に参加いただいた学生のみなさん、ご苦労様でした。17名登録、17名参加、17名合格という実績でした。
 長崎は昭和の面影を残す一方、国際交流の長い伝統も残す町でした。

放送大学長崎学習センター外観
長崎のたべもの

大浦天主堂外観(ホテルが近くでした)

IMS Global Quarterly Meetingに参加(2019/11/12-15、カリフォルニア州レッドモンド)

 IMSグローバルは、北米で4半期ごとに季節大会を実施しています。今年(2019年)度の秋季大会は、11月12-15日、米国カリフォルニア州レッドモンドのMicrosoft本社Visitor Centerで開催されました。テーマは「Learning Analytics Summit」でした。日本からの参加者は日本でのイベントと重なったため、TYのみでした。 「Learning Analytics Summit」のテーマは、「Opening New Opportunities to Use Data for Maximum Learning Impact」であり、Caliper Analytics(学習解析のIMS技術標準)WGの関係者から、最新動向が報告されました。全体の参加者は100-120名ぐらい。 上記以外では、eduAPIのタスクフォース(TF)に出席しました。eduAPIは高等教育機関における教育情報システム連携を図るTFで、初等中等教育のOneRoster技術標準に相当するようです。

会場への入口、晩秋の趣
メイン会場風景

サイエンティフィック・システム研究会 教育環境分科会 2019年度会合で講演(2019/10/24、神戸市)

2019年10月24日(木)13:30-17:50 ANAクラウンプラザ ホテル 神戸で開催されたサイエンティフィック・システム研究会(SS研)教育環境分科会 2019年度会合で講演を行いました。今年度の分科会のテーマは、「つながる拡がるLMS -次世代教育・学習支援環境のススメ-」で、「個別最適化されたパーソナル学習を実現する次世代電子学習環境とIMS技術標準」について講演をしたあと、パネルディスカッションにも参加しました。ファシリテーターは村上正行先生(大阪大学)、パネリストは講演者の3名、常盤祐司先生(法政大学)、田村恭久先生(上智大学)に山田でした。講演スライドも公開中です。

AAOU 2019年次大会で研究発表(2019/10/14-16、パキスタン・ラホール)

2019年10月14日―16日、パキスタン・ラホール・Pearl Continental ホテルで開催された、AAOU(アジア公開大学連合)2019年度年次大会に参加しました。研究発表を1件(IMPLEMENTATION OF DIGITAL BADGES FOR ONLINE AND OFFLINE COURSE RECORDS: POSSIBILITIES FOR MICRO CREDENTIALS AND QUALITY ASSURANCE, Tsuneo Yamada) 行ったほか、Young Innovator Awardの選定委員会委員長、Session Chair 1件、Session Chairへのプレゼンター1件を務めました。

ラホール城(パキスタン、パンジャブ州)
特別ゲストは同国大統領
発表会場風景
セッション座長もやりました
発表者には記念品が(座長はRory McGreal教授、アサバスカ大学)

2019年度放送大学国際シンポジウムに参加(2019/09/28、東京文京学習センター)

2019年9月28日(土)13:30-17:00、東京文京学習センターで開催された2019年度放送大学国際シンポジウムに参加しました。今年度のテーマは、 今回は「オンライン学習評価の方法~最新事例から学ぶ~(Exploring Methods of e-Assessment: Learning from the Latest Cases)でした。詳細は大学HP

IMS Japan Conferenceを開催(2019/09/24-25東京、26大阪)

2019年9月24日-26日東京および大阪で、IMS Japan Conference 2019を開催しました。今回のテーマは、「IMSがひらく教育のデジタルトランスフォーメーション」。IMS Global Learning Consortiumから、CEOのRob Abel氏、チーフアーキテクトのColin Smythe氏をお招きし、IMS技術標準の最新動向について講演をおききしたほか、デジタルバッジやラーニングアナリティクスに関する体験セミナー、技術者向けのワークショップもあり、盛りだくさんでした。東京の参加者は93名、大阪の参加者は25名でした(いずれもユニークな登録者)。日本IMS賞選考委員会も開催され、発表および授賞式は、11月13日(水)御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにおいて、eラーニングアワード2019フォーラムにあわせて行われます。

東京会場
日時:2019年9月24日(火)10:00-17:30、
9月25日(水)10:00-17:30
場所:東京都中央区新川2-4-7 株式会社内田洋行 2F ユビキタス協創広場CANVAS(協創の場)
大阪会場
日時:2019年9月26日(木)14:00-16:30
場所:大阪市中央区和泉町2-2-2 株式会社内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVAS(協創の場)

※ PPTスライド公開しました。

IMS認定訓練/実装支援管理士 更新・候補者講習会(2019年9月24日)


ワークショップ 1 『1から学ぶ Digital Badges』 (2019年9月24日)
バンケット(2019年9月24日)

2019年 G20サミット 教育関連イベント 「21世紀の教育政策」 に参加(2019/09/05、東京・国連大学)

2019年9月5日(木)、東京・国連大学で開催された「2019年G20サミット教育関連イベント 「21世紀の教育政策」~Society5.0時代における人材育成~」に参加、アンドレアス・シュライヒャー 先生(OECD教育・スキル局長) の 基調講演を聴講しました。http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/2019g20event/__icsFiles/afieldfile/2019/07/30/1419637_01_3_1.pdf

ISN第4回研究会に参加(2019/08/19-20、福島大学)

Innovation School Network (ISN) は東日本大震災の復興のため、文科省・OECDの協力により実施された「OECD東北スクール」を発展させるための研究会であり、生徒の力を活かした地方創生モデルの創出・活動の実践を共有し、ISNの目指す生徒像を考えることを目的とされています。今回は、2019年5月にリリースされたOECDラーニングコンパス2030を、教育実践レベルで検証することを主目的とし、全国から100名前後の参加者(中等教育教員、企業関係者、研究者)を集めておられました。
小生については、本年度新規開設した総合科目「情報化社会と国際ボランティア」(主任講師・山田)にOECD・主任研究官・田熊美保先生にご出講いただいたことから、本イベントにお誘いがあったものです。当該科目のフォローアップ番組の取材(企画段階)もかね、情報収集をおこないました。
ISNの責任者の鈴木寛先生(東京大学公共政策大学院教授)、三浦浩喜先生(福島大学理事・副学長)、秋田喜代美先生(東京大学大学院教育学研究科教授)にご挨拶させていただく機会が得られたほか、OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局の諸先生(小村俊平先生、太田環先生ほか)には貴重な意見交換の機会をいただきました。

IMS Quarterly Meeting & Technical Congress (2019/08/26-29、Long Beach, California)に参加

8月26-29日、米国カリフォルニア州ロングビーチのCalifornia State University(CSU) システム本部(Chancellors Office)で開催されたIMS Quarterly Meeting & Technical Congress に参加しました。全体会に相当する「Technical Congress」(27日終日)と各技術標準ごとのワーキンググループ会合(原則として、1日ずつ、平行トラック)から構成されています。 ワーキンググループ には、現在放送大学でも導入を検討しているデジタルバッジ関係の3つのワーキンググループに参加しました(CASE Network Task Force/CASE Project Group、Open Badges Project Group、Comprehensive Learner Record Project Group)。日本IMS協会とIMS Global Learning Consortiumとの協議では、9月日本で開催のIMS Japan Conference が主たる話題となりました。個人的には、CSUロングビーチ校のGerry Hanley教授(Executive Director、MERLOT)と学習コンテンツ共有再利用の今後の可能性について意見交換を行いました。

Headquarter Building, California State University System, Long Beach, CA