ユネスコ オープン教育資源 勧告(UNESCO OER Recommendation)に関する情報共有(2019-)

UNESCO OER 勧告の採択(ユネスコ第40回大会)

2019年11月ユネスコ第40回総会において、オープン教育資源(Open Educational Resources, OER)に関する新たな勧告が加盟国により採択されました。これをうけて、同通信情報局(the Sector for Communication and Information)では国際的・地域的なステークホルダーの協力を強化するため、「OER Dynamic Coalition(OERに関する動的連携)」を設立しました。

Thematic WGs:WG 1. Capacity Building: Building capacity of stakeholders to create, access, re-use, adapt and redistribute OER;
WG 2. Policy: Developing supportive policy;
WG 3. Inclusive Equitable Quality OER: Encouraging inclusive and equitable quality OER; and
WG 4. Sustainability: Nurturing the creation of sustainability models for OER.
TransversalWGs:A. Communication Strategy the online consultation for the OER Dynamic Coalition Working Groups
B.Monitoring
C.Liaison with National Commissions
D.Support for work with EmergingTechnologies and AI
OER Dynamic Coalitionでは、勧告の趣旨に沿って、8つのワーキンググループが設立されました。

現在、国内での報告を関係省庁(外務省、文部科学省)で準備されていますが、現時点で公開されている文書(英語)は以下の通りです。

https://en.unesco.org/themes/building-knowledge-societies/oer/dynamic-coalition)

さらに2020年7月22-24日オンラインで開催された専門家会合(the online consultation for the OER Dynamic Coalition Working Groups)の最終報告書も、近日中に公開されることになっています。

こうした流れを受けて、大学ICT推進協議会学術・教育コンテンツ共有流通部会(AXIES-CSD)では、次回年次大会や部会研究会において、関連セッションを企画しています。詳細が決まり次第募集を公開する予定です。

UNESCO 新OER勧告の仮訳が公開(文部科学省ホームページ)

2020年11月24 日、UNESCO OER勧告が閣議決定を経て国会報告され、仮訳が文部科学省ホームページで公開されました。ご担当は文部科学省国際統括官付ユネスコ第二係です。

オープン教育資源(OER)に関する勧告(仮訳)

大学ICT推進協議会(AXIES)2020大会で報告

大学ICT推進協議会学術・教育コンテンツ共有流通部会(AXIES-csd)では、2020年12月9-11日開催されたAXIES年次大会2020の企画セッションにおいて周知活動に協力しました。