2024/02/03(土)13:15-14:15、大阪・梅田スカイビル・タワーウェスト4F会議室で開催された、第31回ワン・ワールド・フェスティバル、セミナー「健康は平和の礎」(日本WHO協会)に参加しました。
講師:桑名恵先生(近畿大学教授)、佐々木康介先生(高知県立大学)
指定発言:山田恒夫(放送大学教授)
ファシリテータ:中村安秀先生(日本WHO協会理事長・国際ボランティア学会会長)
1EdTech Europe Conference 2023における研究発表 (2023/09/12-14、英国ノッティンガム大学)
1EdTech Europe Conference 2023 (2023年9 月12 日-14日、英国ノッティンガム市ノッティンガム大学Jubilee Conference Center)に参加し、日本における標準化技術を用いた大規模教育デジタルエコシステムの普及方略について、下記発表を行うとともに、欧米の参加者とAIデジタルエコシステムの展望について意見交換を行いました。
Developing a Learning Ecosystem for Japan
September 14, 2023 1:50 PM-2:10 PMGMT Room 1
A visiting delegation from the 1EdTech Japan Society will deliver a case study describing how Japan has delivered an ambitious digital transformation project for the school sector using 1EdTech standards.
Tsuneo Yamada, Department of Informatics, Open University of Japan
Shigeo Fujiwara, Product Planner, Uchida Yoko Co., Ltd.
Yuji Tokiwa, Chair of Technical Committee, 1EdTech Japan
Workshop: Delivering a Large-Scale Ecosystem Strategy
September 15, 2023 9:35 AM-11:00 AMGMT Room 5
Every learning ecosystem is different. There can never be a one-size-fits-all approach because your ecosystem has to be tailored to your educational mission and approach and to fit with constraints imposed by existing infrastructure and statutory requirements. Whether you are designing an ecosystem for your institution, a whole nation or an international collaboration, our experts can offer tips and good practice to help you improve efficiency and power learner potential. After some short ‘position statements’ from a range of people who are working on these issues, the group will decide collectively which topics to address with their peers. You should leave the workshop with an outline project initiation document for developing your ecosystem and have done a deeper dive into a range of topics pertinent to your situation.
Colin Smythe, Chief Architect, 1EdTech
Eva Mjøvik, Senior Digital Adviser, Norwegian Directorate for Education and Training
Tsuneo Yamada, Department of Informatics, Open University of Japan
Evelien Renders, SURF
1EdTech Japan Conference に参加・発表(2023/08/31-09/02、東京)
日本1EdTech協会主催の1EdTech Japan Conferenceは、IMS Japan Conferenceの期間を含め今年で第8回を数えますが、今年度も1EdTech ConsortiumからRob Abel 博士(CEO)、Colin Smythe 博士(Chief Architect)を招き、3日間の日程で開催されました。今年の開催テーマは「教育DXに向けたデジタルエコシステムの実践と課題」でした。
1EdTech Japan Conference 2023 ホームページ(https://www.imsjapan.org/1edtech-japan-conference) 動画・発表資料(一部、https://www.imsjapan.org/post/1jc2023)も公開されています
以下、小生の関係したセッションのみ記録します。
開催要領
最近の革新的教育技術の進展はめざましく、教育DXの実現はその予想された形態を変えながらも着実に進行しているといえるでしょう。国内では、初中等教育におけるGIGAスクールプロジェクト、高等教育・生涯学習ではデジタルクレデンシャルの本格的利用などですでに一定の成果があがっています。生成系AIについてはその潜在的影響力の大きさに関わらず、その全貌がまだ明らかになっておらず、現時点における最大の変動要因・不確定要因になっています。今年度は、教育DXに向けたデジタルエコシステムについて国内外の優れた実践事例について共有するとともに、相互運用性や各国でのローカライゼーションについて、その課題や解決策について議論します。国内外の第1人者からのお話を聞くほか、技術標準の導入について実践的なワークショップを予定しています。日本1EdTech協会理事・運営委員長 山田恒夫
9月1日10:35 | (50分) | 日本1EdTech協会ビギナーズセッション 山田 恒夫 日本1EdTech協会 理事 藤原 茂雄 日本1EdTech協会 事務局長 新たに日本1EdTech協会、1EdTech Consortiumに参加された方、今後参加をご検討されている方向けのセッションです。両団体の活動の概要や、代表的な1EdTech技術標準、参加するメリットなどについてご説明します。 |
9月1日13:30 | (40分) | ラウンドテーブル:国際展開と国際技術標準 Roundtable: Global outreach and International technical standards 例年高評価を得ている「リーダーストーク」の発展版です。会員各社で展開されている、あるいは、展開を予定されている国際関係のトピックスをご紹介いただくとともに、1EdTech Consortium CEO Rob Abelから、欧米での活用についてコメントをいただく予定です。 大久保 昇 株式会社内田洋行 代表取締役社長 岸田 徹 株式会社ネットラーニングホールディングス 代表取締役取締役会議長 吉田 自由児 株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COO 川原 洋 株式会社サイバー大学 代表取締役(サイバー大学 学長) Larry Nelson Microsoft Corporation Asia Regional Business Leader, Education Rob Abel 1EdTech Consortium Inc. CEO モデレータ: 山田 恒夫 放送大学 教授 |
9月1日15:40 | (50分) | (招待講演)マイクロクレデンシャルとデジタルエコシステム パネリスト: 池田 佳子 関西大学教授 井上 雅裕 慶應義塾大学特任教授・芝浦工業大学名誉教授 深澤 良彰 早稲田大学教授 ディスカッサント: 吉田 俊明 一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク 常務理事 モデレータ: 山田 恒夫 放送大学教授/日本1EdTech協会 理事 Japan Virtual Campus マイクロクレデンシャル・バッジ専門部会、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)マイクロクレデンシャルWG、一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク、公益社団法人日本工学教育協会(JSEE)、NPO法人 実務能力認定機構(ACPA)、一般社団法人PMI日本支部など、複数のお立場で、国内外におけるマイクロクレデンシャルを推進されるリーダからそのビジョンやロードマップをうかがい、1EdTech技術標準(Open Badge、Comprehensive Learner Record、Competencies and Academic Standards Exchange)のユースケースや、日本1EdTech協会に対する協力連携の期待、日本におけるマイクロクレデンシャルの今後の展望、グローバルなムーブメントにおいて我が国の果たす役割について議論します。 |
9月2日10:05 | (30分) | デジタルエコシステムにおけるCASEの役割と日本における活用の可能性 ・ CASE(Competency and Academic Standards Exchange)のユースケース 山田 恒夫 放送大学教授/日本1EdTech協会 理事 ・ 初等中等教育分野におけるCASE活用 森下 誠太 株式会社内田洋行 ・ 高等教育分野におけるCASE活用 宮崎 誠 帝京大学 |
9月2日16:40 | (50分) | 日本1EdTech協会 ライトニングトーク School Data Sync(SDS)で実現する Microsoft 365 Education のユーザー管理(15分) 水野 正幸 日本マイクロソフト株式会社 パートナー テクノロジー ストラテジスト 国内における xAPI / LRS 利用の現況(15分) 前田 宏 株式会社ジンジャーアップ 取締役CSO 放送大学 大学院科目「教育情報システム設計」の内容と受講状況 OUJ Graduate Course “ Educational Information System Design”: The first semester’s performance(15分) 山田 恒夫 放送大学 1edTech Consortiumおよび日本1EdTech協会関係者の多大なご協力をいただいて、2023年度第1学期より開講した「教育情報システム設計」(大学院・オンライン科目)の内容と初期のパフォーマンスについて報告します。 |
9月2日 17:30 | (10分) | 総括・閉会挨拶 山田 恒夫 放送大学 教授/日本IMS協会 理事 |
9月2日 17:40 | (20分) | 日本1EdTech協会 Q&A |
【2024年度開設科目】収録が本格化
2023年度制作予定の2024年度開設科目は
・学部総合科目「情報社会と国際ボランティア活動(主任:山田恒夫)」(TV科目)
・大学院科目「eラーニングの理論と実践(主任:青木久美子教授)」(オンライン科目、山田は第13・14回を担当)
です。8月から収録が本格化しています。
「情報社会と国際ボランティア活動」の第7回「国際ボランティア活動の諸相(5)-国内における外国人支援-」は東京外国語大学・小島祥美先生(東京外国語大学准教授)のご担当で、 2023年8月19日には、 田中ルジアみや(Projeto Construir ARTEL代表)さんが主宰されているブラジル人コミュニティ支援活動の収録に同行しました。大阪府堺市で活動されており、継承語(Heritage Language)であるポルトガル語、日本語の学習に加え、「こども食堂」も経営されています。写真はその活動拠点と関係者のみなさんです。注:後列右端は、武谷裕二ディレクター(NHKエデュケーショナル)です。
IMS Japan Conferenceを開催(2019/09/24-25東京、26大阪)
2019年9月24日-26日東京および大阪で、IMS Japan Conference 2019を開催しました。今回のテーマは、「IMSがひらく教育のデジタルトランスフォーメーション」。IMS Global Learning Consortiumから、CEOのRob Abel氏、チーフアーキテクトのColin Smythe氏をお招きし、IMS技術標準の最新動向について講演をおききしたほか、デジタルバッジやラーニングアナリティクスに関する体験セミナー、技術者向けのワークショップもあり、盛りだくさんでした。東京の参加者は93名、大阪の参加者は25名でした(いずれもユニークな登録者)。日本IMS賞選考委員会も開催され、発表および授賞式は、11月13日(水)御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにおいて、eラーニングアワード2019フォーラムにあわせて行われます。
東京会場
日時:2019年9月24日(火)10:00-17:30、
9月25日(水)10:00-17:30
場所:東京都中央区新川2-4-7 株式会社内田洋行 2F ユビキタス協創広場CANVAS(協創の場)
大阪会場
日時:2019年9月26日(木)14:00-16:30
場所:大阪市中央区和泉町2-2-2 株式会社内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVAS(協創の場)
※ PPTスライド公開しました。
GONGOVA理事会・総会に参加(2019/06/22、東京・目白)
2019年6月22日(土)10:30-12:30学習院大学経済学部会議室において開催された、特定非営利活動法人「草の根国際協力研修プログラム(GONGOVA)」(理事長:川嶋辰彦・学習院大学名誉教授)の理事会・総会に参加しました。川嶋先生のご指導の下、タイ王国北部で十分な実績をあげてこられ(2018年度事業報告)、2019年度もさらに発展させて継続されるとのことです(2019年度事業報告)。理事の一員として、活動基盤の強化の一助になれるよう微力を尽くしたいと思います。総会には、かつてGONGOVA現地研修に参加された会員も多数参加され、貴重な情報共有の機会となりました(小生は、残念ながら中座してしまいました)
放送大学 卒業研究・大学院入試ガイダンスで講師(2019/06/16、大阪学習センター)
2019年6月16日(土)大阪学習センターで開催された、卒業研究ガイダンス(10:00-12:00、西田所長、山田恒夫(情報)・豊島係長(学生課卒業判定係))、 博士全科生入学希望者ガイダンス (15:15-17:15、西田所長、坂井教授(社会経営科学)、山田恒夫(情報学))に、説明要員として参加しました。
研究室共同スペースをSlackで試験運用開始(2018/12/22)
放送大学・山田恒夫研究室の協働スペースをSlackで構築しました。対象者(研究室登録学生、そのOBあるいはOG、放送大学科目履修者等)には、順次Invitationをお送りします。
【報告】IMS Japan Week 2018を開催(2018/08/28-30、東京ほか)
日本IMS協会の年次大会にあたるIMS Japan Conference 2018 を開催しました。基調講演をいただいたDr. Rob Abel (CEO, IMS Global)、Dr. Colin Smythe (Chief Architect, IMS Global)をはじめ、ご講演、ご支援、ご参加いただいたみなさまに感謝いたします。講演の映像、資料、統計は日本IMS協会のホームページからアクセスできます。
IMS Japan Week 2018
8月29日(水) IMS Japan Conference 2018 (東京・内田洋行)
1.主催者挨拶 白井克彦(一般社団法人日本IMS協会理事長・早稲田大学名誉顧問)
2.基調講演 「IMS Globalの技術標準の最新動向」Rob Abel (IMS Global, CEO)
3.実践報告 「日本におけるIMS 技術標準の導入状況」
4.パネルディスカッション「IMS技術標準のめざすもの:LIAとIMS Japan 賞」
8月28日(火) 第2回IMS Japanセミナー 京都 (京都大学学術情報メディアセンター)
◆16時30分~17時00分 : 開催趣旨
「オープンスタンダードに基づいた次世代デジタル学習環境の整備に向けて」
梶田 将司 (情報環境機構 / 学術情報メディアセンター教授)
◆17時00分~18時00分 : 招待講演 【使用言語:英語、同時通訳なし】
「Next Generation Digital Learning Environments (NGDLEs) and the IMS Ecosystem: A Technology Interoperability Perspective」
講演者: Dr. Colin Smythe (Chief Architect, IMS Global Learning Consortium)
8月30日(木) 第3回IMS Japanセミナー(東京・内田洋行、10:30-12:00)
「OneRosterの導入最前線」(Rob Abel、Colin Smythe)
サテライトイベント
8月29日(水) AXIES/日本IMS協会アンカンファレンス 2018(東京・内田洋行、9:00-12:30)
8月30日(木) IMS LTI & Caliper ハッカソン 2018(東京・内田洋行、9:00-18:00)