【報告】TIESシンポジウム2018で講演(2018/10/20、奈良)

10月20日(土)帝塚山大学学園前キャンパス(奈良・学園前)で開催されたTIESシンポジウム 2018『ブロックチェーンが教育を変える』 に参加、「次世代電子学習環境(NGDLE)の可能性とその問題点」について講演を行いました。ブロックチェーンや学習経済が、シンポジウムのメインテーマですが、そのうえで流通するデジタルバッジ(IMS標準としては、Open Badge Version 2)について紹介しました。

【報告】2018年度JOCW国際ワークショップに参加(2018/09/10、東京)

2018年9月10日(月)14-17時、大阪大学東京オフィス(東京都千代田区霞が関1-4-1日土地ビル10階)で開催された、JOCW国際ワークショップに参加しました。
講師:James Glapa-Grossklag教授(米国College of the Canyons, Educational
Technology, Learning Resources, and Distance Learning 学部長)
Open Education Consortium 前プレジデント(現在は監事)
演題:米国におけるオープンエデュケーションおよびOpen Textbookの普及について

【報告】放送大学国際シンポジウムおよびサテライトイベント運営(2018/09/05-08、放送大学ほか)

2018年9月8日(土)13:30-17:00には放送大学東京文京学習センターにおいて、放送大学国際シンポジウム「データ科学が拓く放送大学の新時代 ~データを教育・研究・経営に活用する(A New Era of OUJ: Challenges of  Data/Evidence-based Education and Management)が開催されました。

第1部 デジタル教育においてデータから具体的なアクションを起こす
From Data to Tangible Actions in Digital Education
Dr. Abelardo Pardo(サウスオーストラリア大学教授、SOLAR次期会長)

第2部
教育イノベーション:破壊、機会そして挑戦
Innovation in Education: Disruption, Opportunities, and Challenges
Dr. Li Kam Cheong(香港公開大学教授)

第3部
パネルディスカッション
Dr. Abelardo Pardo、Dr. Li Kam Cheong、岩永副学長(司会)

それに先立ち、9月7日(金)15:30-17:00には、学内向けのハンズオンワークショップ「Connecting Data with Student Feedback」(講師:Abelardo Pardo教授)を実施しました。Moodle(放送大学もサウスオーストラリア大学も使用)の学習ログデータをどう分析するか各自検討したうえで、Pardo教授が主導する豪州のOnTaskプロジェクトで開発したオープンソースツールを使って、「パーソナル」なフィードバックをどう学生にもどすべきか、実習型の研修を行いました。また、Pardo教授には、9月5日(水)・6日(木)に、台風直後ではありましたが、京都大学学術情報メディアセンター緒方広明教授研究室を訪ね、メンバーと意見交換をしていただきました。

【報告】メリーランド大学ボルティモア校訪問(2018/08/24、ボルティモア)

2018年8月24日(金)、IMS Global Learning Quarterly Meeting & Technical Congressからの帰途、京都大学・梶田将司教授と、メリーランド大学ボルティモア校に、同校のCIO、Jack Suess教授(EDUCAUSE、IMS Globalの評議会議長でもある)を訪ね、同校の同僚の方々から、アカデミックIT基盤に紹介をうけるとともに、高等教育における次世代情報基盤の在り方について広く意見を交換しました。夜は、大リーグのボルティモア・オリーオールズ戦の観戦に連れて行ってもらいました。

 

【報告】IMS Japan Week 2018を開催(2018/08/28-30、東京ほか)

日本IMS協会の年次大会にあたるIMS Japan Conference 2018 を開催しました。基調講演をいただいたDr. Rob Abel (CEO, IMS Global)、Dr. Colin Smythe (Chief Architect, IMS Global)をはじめ、ご講演、ご支援、ご参加いただいたみなさまに感謝いたします。講演の映像、資料、統計は日本IMS協会のホームページからアクセスできます。

IMS Japan Week 2018
8月29日(水) IMS Japan Conference 2018 (東京・内田洋行)
1.主催者挨拶 白井克彦(一般社団法人日本IMS協会理事長・早稲田大学名誉顧問)
2.基調講演 「IMS Globalの技術標準の最新動向」Rob Abel (IMS Global, CEO)
3.実践報告 「日本におけるIMS 技術標準の導入状況」
4.パネルディスカッション「IMS技術標準のめざすもの:LIAとIMS Japan 賞」

8月28日(火) 第2回IMS Japanセミナー 京都 (京都大学学術情報メディアセンター)
◆16時30分~17時00分 : 開催趣旨
「オープンスタンダードに基づいた次世代デジタル学習環境の整備に向けて」
梶田 将司 (情報環境機構 / 学術情報メディアセンター教授)
◆17時00分~18時00分 : 招待講演 【使用言語:英語、同時通訳なし】
「Next Generation Digital Learning Environments (NGDLEs) and the IMS Ecosystem: A Technology Interoperability Perspective」
講演者: Dr. Colin Smythe (Chief Architect, IMS Global Learning Consortium)

8月30日(木) 第3回IMS Japanセミナー(東京・内田洋行、10:30-12:00)
「OneRosterの導入最前線」(Rob Abel、Colin Smythe)

サテライトイベント
8月29日(水) AXIES/日本IMS協会アンカンファレンス 2018(東京・内田洋行、9:00-12:30)
8月30日(木) IMS LTI & Caliper ハッカソン 2018(東京・内田洋行、9:00-18:00)

 

 

【報告】ICOIE 2018 および AAOU MOOC Steering Committee参加(2018/07/03-07、香港公開大学)

International Conference on Open and Innovative Education 2018 (ICOIE 2018、2018年7月4-6日、香港公開大学)および引き続き開催されたアジア公開大学連合(Asian Association of Open Universities, AAOU)のAsia MOOCs Steering Committeeに参加しました。ICOIE2018では、Program Committee member、Innovative Practices Award competitionのjudging panel(4名構成)を引き受けました。今年度は、東北大学電気通信研究所 曽加蕙(Chia-huei Tseng) 准教授の「Room Escape: an integrated milestone for university education」が受賞しました。日本の機関からは初の受賞と思います。

AAOU のMOOC Steering Committeeの活動は現在、1)Asian MOOC Portal、2)Research on MOOCs Credit Transfer Mechanisms and Guidelines、3)Research on Quality Assurance for MOOCs and OERsに分かれています。メンバーは、フィリピン公開大学(UPOU): Melinda Bandalaria (Chair、AAOU会長), ワワサン公開大学(WOU、マレーシア): Andy Liew Teik Kooi, グワハティ大学(GU、インド): Kandarpa Das, インドネシア公開大学(UT): Daryono, ハノイ公開大学(HOU、ベトナム): Trần Thị Lan Thu, 香港公開大学(OUHK): LI Kam Cheong、放送大学(OUJ): Tsuneo Yamadaです。山田の属するAsian MOOC Portalグループでは、その現状と今後について意見交換を行いました。従来のポータル機能にくわえ、AAOUが会員校等にMOOCプラットフォームを貸し出すAsian Learning Portal が始まることになりました。

 

【報告】NII学術情報基盤オープンフォーラムLAトラックに参加(2018/06/20、東京)

2018年6月20日(水)NIIで開催された学術情報基盤オープンフォーラムLAトラック「ラーニング・アナリティクスの世界的動向と国内における展開」に参加しました。Stephanie Teasley 教授(University of Michigan, SoLAR会長)の基調講演に続き、九大・島田先生、京大・緒方先生のご講演も拝聴しました。また本トラックに先立って、NII『次世代教育学習支援のための国家的基盤整備に関するWG(ラーニングアナリティクスWG)』が開催され、意見交換に参加しました。