2021年11月4日GONGOVAや放送大学授業科目で大変お世話になりました学習院大学名誉教授・川嶋辰彦先生がご逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。最後のご入院の直後に小生も入院してしまい、またコロナ禍という状況もあって、最後のご挨拶ができなかったことは痛恨の極みです。先生ゆかりの学習院大学経済論集第59巻1号川嶋先生追悼号と国際ボランティア研究22号川嶋辰彦先生追悼号(国際ボランティア学会)に追悼文を寄せさせていただきました。GONGOVAの今後もこれから、先生のご遺志を尊重し、ご関係者の方々でご相談していくことになります。
CASE研究会第3回例会に参加・発表(2021/10/11、オンライン)
2021年10月11日(月)10:30-12:00にオンラインで開催されたCASE研究会第3 回例会に参加し、「OpenSALTの高等教育・生涯学習分野での適用事例」について発表しました。これは、あくまで検証用ですが、CASEリポジトリ管理用オープンソースソフトウェアのOpenSALTに、情報処理学会情報処理教育委員会およびデータサイエンス教育委員会の許諾をいただいて「DSカリキュラム標準」を、数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの許諾をいただいて「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」および「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム」を実装したものです。
「情報処理」誌にCASEの記事が掲載(2021/09/15)
情報処理学会の「情報処理」誌に掲載されました。
山田 恒夫(2021.9). ぺた語義:学習目標と評価ルーブリックのための技術標準:デジタルエコシステムをトップダウンでイメージする. 情報処理, Vol.62, No.10, pp.549-549 (2021-09-15) http://id.nii.ac.jp/1001/00212784/
関連文献
宮崎 誠(2021.9). ぺた語義:IMS CASEの仕様とその可能性. 情報処理, Vol.62, No.10, pp.550-553 (2021-09-15) http://id.nii.ac.jp/1001/00212785/
CASE研究会第2回例会に参加・発表(2021/05/31、オンライン)
2021年5月31日(月)10:00-12:30、オンラインで開催されたCASE研究会第2回例会に参加しました。
第1部: IMS-CASE技術標準への期待
「初等中等教育における最近の動向とCASE」(ICT CONNECT 21・石坂芳実)
「デジタル教科書の抱える課題とCASEへの期待」(東京書籍・清遠和弘)
第2部: OpenSALTユーザーチュートリアル (帝京大学 宮崎誠先生)
概要:CASE準拠のコンピテンシーフレームワーク管理ツールのOpenSALTの機能と利用方法について解説していだきました.
New Education Expo 2021 にてパネル討論(2021/06/04、東京;2021/06/11大阪)
New Education Expo 2021は、会場参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド開催になりました。東京・大阪ともに同じ内容です。
GIGAスクール構想での「個別最適な学び」を後押しする国際技術標準
- (一社)日本IMS協会理事長白井 克彦氏
- 文部科学省 大臣官房 文部科学戦略官/総合教育政策局 教育DX推進室長桐生 崇氏
- 鳴門教育大学 大学院教授藤村 裕一氏
- (一社)日本IMS協会理事/放送大学教授山田 恒夫氏
- (株)デジタル・ナレッジ教育テクノロジ研究所シニア・フェロー秦 隆博氏
- (一社)日本IMS協会 LTI部会主査/(株)内田洋行畠田 浩史
AAOU 2021 Annual Conference (2021/06/01-03、スリランカ公開大学・オンライン)で発表
2021年6月1-3日、ハイブリッドで開催されたAAOU 2021 Annual Conferenceに参加し、“Digital Badge as an e-Certificate of Informal Education Program: A Case Study at Open University of Japan”の題目で、放送大学AOBAシステムのデジタルバッジ実証実験の結果を報告しました(岡田光正名誉教授、伏見清香教授、樋口徹・元総合戦略企画室室長補佐、斎藤賢・元インターネット配信公開講座係長との共著)。本大会は、スリランカ公開大学の主催で、2020年に開催予定だったものが延期になっていたものです。
参考ページ:放送大学国際交流取り組みのページ
The 2021 EDUCAUSE Horizon Report: Teaching and Learning Edition 刊行(2021/4/26)
今年度はPanelとして参加させていただきました。Covid-19パンデミックの渦中で、教育・学習・人材開発のデジタルエコシステムがどこまで成長できるか正念場といったところです。
放送大学大学院オリエンテーションを開催(2021/04/04修士課程、2021/04/10博士課程)
放送大学大学院情報学プログラムおよび山田ゼミのオリエンテーションを、修士課程は2021年4月4日(日)、博士課程は4月10日(土)にオンラインで実施しました。山田ゼミには、博士課程1名、修士課程4名の進入学がありました。
大学職員論叢(大学基準協会)に寄稿(2021/03/31)
公益財団法人大学基準協会発行の「大学職員論叢」に下記の論文を寄稿しました。
山田恒夫(2021.3). Covid-19パンデミックの先に見えてきたSociety 5.0 におけるICT 教育利用:個別最適化された学びと学習デジタルエコシステム.大学職員論叢(大学基準協会)、第9号、43-50. (寄稿・閲読有)
CASE研究会第1回例会に参加・発表(2021/03/30、オンライン)
2021年3月30日(火)10:00-12:30オンラインで開催された、CASE研究会第1回例会に参加し発表をおこないました。IMS CASE (Competencies and Academic Standards Exchange)は学習目標や評価基準(評価ルーブリック)に関する技術標準です。CASEで扱う学習目標や評価基準(ルーブリック)に関する情報は、カリキュラム標準や、シラバス、スキル標準の記載ばかりでなく、学習履歴データ(Caliper Analytics)、デジタルクレデンシャル(Open Badge version 2、Comprehensive Learner Records)、コンテンツ流通(Common Cartridge、LTI Resource Search)などでも必要とされ、わが国の学習デジタルエコシステムの成立には不可欠の要素と考えられます。
CASE研究会第1回例会(2021/03/30)のご案内 (imsjapan.org)
CASE研究会は当分の間、参加費無料で、どなたでも参加できます。