【ご案内】GONGOVA現地研修(2019/08/15-29、タイ北西部チェンラーイ県)

NPO法人 草の根国際協力研修プログラム(GONGOVA、代表:川嶋辰彦・学習院大学名誉教授)では夏季現地研修を募集中です。国際ボランティア活動を実際に体験する絶好の機会といえます。有償(渡航費・滞在費等17万円)であるほか、食事や滞在も現地の山村になります。6月6日には説明会も予定されています。詳細は、GONGOVAホームページ

2019年度第1学期始まる(2019/04/01)

2019年4月1日(月)新学期が始まりました。担当TV科目2科目は月曜日の開講です。

  • 総合科目「情報化社会と国際ボランティア(’19)」(主任:山田恒夫教授) TV科目:〔2019年度第1学期〕:放送(月曜)06:45~07:30、単位認定試験2019/07/21(日)3時限(11:35~12:25)
  • 専門科目「情報のセキュリティと情報倫理(’18)」(主任:山田恒夫教授・辰己丈夫教授) TV科目:〔2019年度第1学期〕:放送(月曜)17:45~18:30、単位認定試験 2019/07/23(火)1時限(09:15~10:05)〕

「情報化社会と国際ボランティア(’19)」は本学期からの新規開設科目です。オンライン科目の開講は4月5日になります。

AAOU MOOC Steering Committeeに参加(2019/03/27-28、ベトナム・ダナン)

 3月27日―28日ベトナム・ダナンにおいて、OU5研究集会(OU5はASEAN5か国の公開大学のコンソーシアム)にあわせて開催された、AAOU MOOC Steering Committee meetingに出席しました。
 TYからは、AAOU Learning Portal で3月1日に開講した「Nihongo Starter」(JMOOCからの通算でCLASS10)の経過報告と、放送大学およびAAOU MOOCプロジェクトにおける今後のデジタルバッジ導入の計画について紹介しました。その議論の中で、デジタルバッジは、AAOUプロジェクトの成果としても推進する必要があるとの認識が示され、10月のAAOU2019(パキスタン・ラホール)に向けて、Quality Assurance(MOOC質保証)、Credit Transfer(単位互換)の2プロジェクトの成果も反映させる形でのパイロット実証実験を進めることになりました。

OU5の4大学の学長が参加
AAOU MOOC Steering Committeeのメンバー: (左から)
Teik Kooi Liew (Andy Liew, Wawasan Open University), Tran Thi Lan Thu (Hanoi Open University) , Melinda dP. Bandalaria (UPOU, Chair), Li Kam Cheong (Hong Kong Open University), Daryono (Universitet Terbuka, Indonesia Open University), Tsuneo Yamada (Open University Japan、撮影者)

JaSakai/AXIES/IMS 合同カンファレンス 2019に参加(2019/03/25、東京市ヶ谷・法政大学)

2019年3月25日(月)法政大学市ケ谷キャンパスにて開催された、 JaSakai、大学ICT推進協議会(AXIES)、日本IMS協会 および法政大学情報メディア教育研究センター の合同カンファレンスに参加しました。

プログラム:

13:00 – 13:10 開会挨拶 常盤 祐司 (法政大学)
13:10 – 13:50
招待講演 (同時通訳付) Open Analytics and NGDLE at Notre Dame
  Patrick Miller (University of Notre Dame)

13:50 – 14:30
招待講演 (同時通訳付)
A Deep Dive into Learning Analytics at Notre Dame
   Xiaojing Duan (University of Notre Dame)

14:45 – 15:45
パネルディスカッション (Sakai)
モデレータ:梶田 将司 (京都大学) 
パネリスト:
出口 大輔 (名古屋大学)  
畠山 久 (首都大学東京)  
藤井 聡一郎 (法政大学)  
Patrick Miller (University of Notre Dame)
Xiaojing Duan (University of Notre Dame)

16:00 – 17:00
パネルディスカッション (Learning Analytics, IMS Standard)
モデレータ:山田 恒夫 (放送大学)
パネリスト:
藤原 茂雄 (内田洋行)  
李 在範 (ネットラーニング)
常盤 祐司 (法政大学)  
Patrick Miller (University of Notre Dame)
Xiaojing Duan (University of Notre Dame)
17:00 – 17:10 閉会挨拶 山田 恒夫(放送大学)

JSET 2018年度産学協同セミナー「Society5.0 に向けた人材育成を実現する学びの在り方とは ~一人一人の能力や適性に応じて個別最適化された学びの実現に向けて~」において講演(2019/03/23、東京・八丁堀)

2019年3月23日(土)13:30~17:30、(株)内田洋行新川本社(ユビキタス協創広場CANVAS)において開催された、日本教育工学会(JSET) 2018年度産学協同セミナー 「 Society5.0 に向けた人材育成を実現する学びの在り方とは ~一人一人の能力や適性に応じて個別最適化された学びの実現に向けて~ 」において、講演を行いました。

第一部

  1. 趣旨説明 企画委員会
  2. 講演Ⅰ:「Society 5.0」における人材像と学校や学びの在り方について
    髙谷 浩樹氏 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 課長
  3. 講演Ⅱ:個別最適化された学びの実現に向けた海外での取組みから見えてきたもの  山田 恒夫氏 日本IMS協会運営委員会委員長 放送大学教授 
  4. 講演Ⅲ:個別最適化された学びの実現に向けた国内での取組みから見えてきたもの  藤村 裕一氏 鳴門教育大学大学院 遠隔教育プログラム推進室 室長
  5. 講演Ⅳ:個別最適化された学びの実現に向けたeポートフォリオとは
    森本 康彦氏 東京学芸大学 情報処理センター教授

第二部

第一部での講演をうけて、Society5.0に向けた人材育成の実現に向け、スタディ・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用や、EdTechとビッグデータを活用した教育の質の向上と、それを実現する学習環境の整備充実を推進する上で何が必要か、産・官・学それぞれの立場から幅広く議論を重ねる。

コーディネーター 藤村 裕一氏 鳴門教育大学大学院 遠隔教育プログラム推進室 室長 パネリスト 髙谷 浩樹氏 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 課長 山田 恒夫氏 日本IMS協会運営委員会委員長 放送大学教授 森本 康彦氏 東京学芸大学 情報処理センター教授

TIESシンポジウム 「ブロックチェーンが教育を変える」において招待講演(2019/03/08、東京)

2019年3月8日(土)一橋大学一橋講堂で開催された、TIESシンポジウム2018-2 「ブロックチェーンが教育を変える」において招待講演を行いました。講演タイトルは、「次世代電子学習環境(NGDLE)の可能性とその問題点」でした。ほかの講演者の方々は論客ぞろいで大変勉強になり、フロアの方々との熱気のこもったディスカッションができました(以下、敬称略)。

基調講演「新しい教育インフラストラクチャ・教育ブロックチェーンが目指す未来の教育とは」(株)ソニー・グローバルエデュケーション 代表取締役社長 磯津政明

招待講演「次世代電子学習環境(NGDLE)の可能性とその問題点」放送大学 教授 山田恒夫

特別講演Ⅰ「 ブロックチェーン ハッカソン2019」から見えてきたもの 」経済産業省産業技術環境局大学連携推進室 室長補佐 徳弘雅世

特別講演Ⅱ「学位・履修証明の現在と未来」大学改革支援・学位授与機構 教授 土屋俊

報告「ブロックチェーンと学習経済で実現するオープンイノベーション」NPO法人CCC-TIES附置研究所 主任研究員 堀真寿美

パネル討論「ブロックチェーンが教育を変える」司会:NPO法人CCC-TIES 副理事長 小野成志

講演資料

LAK19に参加(2019/03/04-07、米国・テンピ)

 2019年3月4日―8日、Arizona State Universityで開催された、the 9th International Learning Analytics and Knowledge (LAK) Conferenceに出席しました。今回の目的は、機関内外で学習解析を普及させるための方策の事例を収集することでした。放送大学や大学ICT推進協議会(AXIES)でも「学習・教育データ利活用ポリシー」(ひな型)の策定が進められていますが、匿名化が行われても、機関の間で共有することにはまだ抵抗感が多く、機関をこえて大規模データを実現するメリットをエビデンスとして示すことが求められています。
 ワークショップの1つである「Scalability and Sustainability of Learning Analytics Solutions (SASLAS19)」では、こうした問題が、Generizability(一般化可能性)として議論されていました。また、ワークショップ「Building the Learning Analytics Curriculum for 2020 and Beyond」に出席し、本分野におけるプログラムやカリキュラムの設計や開発について知ることができました。

Nihongo Stater A1 Part 1 CLASS 10開講(2019/03/03)

 【おわび】登録者が定員(1400名)をこえたたため、3月6日に締め切りました。CLASS 10終了後、新たにCLASS 11として募集する予定です。

2014年4月、JMOOCの最初のMOOCの1つとして開講された「Nihongo Stater A1 Part 1 」はいまだに開講希望があるため、2019年3月1日から10週間、CLASS 10を開講することになりました。CLASS 10とあるように内容は初期から変わっていませんが、放送大学MOOCがMOOCプラットフォームから撤退したため、今回はアジア公開大学連合(AAOU)・フィリピン公開大学(UPOU)の無償MOOCプラットフォーム「Asia Learning Portal」からの提供となります。MOOCなので学習者(受講者)は無料で、所定の成績を修めれば電子修了証(デジタルバッジ)も発行しますが、質問など1対1の支援サービスはありません。こちらのプラットフォームも同じくMoodleであったため、移植に大きな障害はなかったと聞いています。

Facebook Nihongo Starter Page: https://www.facebook.com/nihongostarter/

Asia Learning Portal: http://asianlearningportal.org/

総合科目「情報化社会と国際ボランティア(’19)」収録完了(2019/02/27、千葉幕張)

 2019年2月27日(水)第5回「国際ボランティア活動の諸相(3):海外における地域開発協力」(分担講師:文教大学教授 林薫先生)の収録をもって、スタジオ収録を完了しました。短期集中型の収録で大変でしたが、関係のみなさまのおかげをもちまして無事終了しました。

第13回・第15回収録 (右から)川口さん(P)、小川先生(分担講師)、中村先生(分担講師)、林先生(分担講師)、西村さん(D)、河原さん(聞き手)、山田(主任講師)
第12回「国際ボランティア活動と持続可能性(3)-政府と公的機関-」(左から)小川先生(分担講師)、木村泰政さん(UNICEF東京事務所・代表、ゲスト)、河原さん(聞き手)
第9回「国際ボランティア活動の諸相(7)—観光とエコツーリズム—」(右から)海津ゆりえさん(文教大学・教授、ゲスト)、林先生(分担講師)、河原さん(聞き手)