2月4日―7日、Arizona State University SkysongキャンパスおよびDoubleTree by Hilton Hotel Phoenix Tempeで開催された、IMS February 2019 Quarterly Meeting & Digital Credentials Summitに出席しました。今回のタイトルはDigital Credentials Summitであり、デジタルバッジ・クレデンシャルの技術標準および導入事例についてまとまった知見が得られました(使用されたPPTも一部公開)。Open Badge/Credentialに関連するIMS技術標準の次期版の開発動向、米国の大学や企業、学校区におけるOpen BadgeやConclusive Learner Record(学習者履歴情報の標準化)の検討とその試験的な運用について知ることができました。Open Badgeではすでに大規模な実践例がある一方で、他システム(教務システムやカリキュラム標準データベースなど)との高度な連携で行われる高次のサービス(「推薦」サービスなど)については、構想の紹介にとどまるものが多いという印象です。また、次週に開催される、日本向けWebinar「デジタルバッジとクレデンシャル」(オンライン)についてその内容と進行に関する打ち合わせを実施しました。
大会会場(DoubleTree by Hilton Hotel Phoenix Tempe)