IMS Quarterly Meeting & IMS Digital Credentials Summit」に参加(2020/02/10-13、米国・アトランタ)

 IMSグローバルは、北米で4半期ごとに季節大会を実施している。今期(2019/20年冬期)は、2020年2月10-13日、米国ジョージア州アトランタ近郊のHyatt Regency Atlanta Perimeter at Villa Christina(11-12日、Digital Credentials Summit)およびGwinnett County Public Schools, J Alvin Wilbanks Instructional Support Center(QM分科会、Suwanee, GA)で開催された。今年度のテーマは「Digital Credentials」で本学とも関係が深い。 Digital Credentials Summit の発表資料の一部はダウンロードできる (写真:左 Digital Credentials Summit、右:QM分科会) 。 日本からの参加者は4機関からの4名であった。

 

修士課程口頭試問を実施(2020/01/11、幕張本部)

 2020年1月11日放送大学大学院修士課程情報学プログラムでは、修士課程の口頭試問(面接試験)を実施しました。本研究室から修了生はありませんでしたが、インフルエンザに罹患してしまい、副査2件についてはTV会議システムを使用した遠隔試問になりました。ご関係のみなさまには、大変ご迷惑をおかけしました。

大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会に参加(2019/12/12-14、福岡コンベンションセンター)

2019年12月12日―14日、福岡コンベンションセンターで開催された、大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会に参加しました。
1) 2つの企画セッションの司会、話題提供者を務めました。
TG2 わが国における次世代電子学習環境(NGDLE)に向けた取り組み2019:エコシステムと国際標準化(学術・教育コンテンツ共有流通部会(CSD)、オープンソース技術部会(OSS)、教育技術開発部会(EdTech)、提案責任者: 山田恒夫)
SH1 次世代公開教育資源(OER)の展望(学術・教育コンテンツ共有流通部会(CSD)、提案責任者: 山田恒夫)
2) 学習・教育コンテンツ共有流通部会主査として運営委員会を開催しましたが、定足数に著しく達しないため、意見交換会になりました。
3) AXIES国際連携室長として、今年度の基調講演者John O’Brien博士(EDUCAUSE会長・CEO)の対応を行いました。
4) AXIES理事会に、喜多一理事(京都大学)の代理で出席し、CSD部会より提案した「学習・教育データ利活用ポリシー」ひな型について、ご審議いただきました。理事会でも関心が高まりその必要性は認識されているとのことで、個人情報版、匿名加工情報版に分け、より多くの大学に参加いただく方向で検討を進めることになりました。これまでは、上田浩先生(法政大学教授)、緒方広明先生(京都大学教授)に小生でまとめてきましたが、その後、12月23日(月)にはフォローアップのためにテレビ会議を実施し、今後は各大学のCIOの先生方にもご意見をいただくことになるため、喜多一先生(京都大学教授、本部会担当理事)のほか、相原玲二先生(広島大学教授、AXIES理事)、菊池浩明先生(明治大学教授、AXIES理事)、隅谷孝洋先生(広島大学准教授)もアドバイザーとして参加いただけることになりました。

福岡国際会議場

【ご案内】GONGOVA現地研修(2019/08/15-29、タイ北西部チェンラーイ県)

NPO法人 草の根国際協力研修プログラム(GONGOVA、代表:川嶋辰彦・学習院大学名誉教授)では夏季現地研修を募集中です。国際ボランティア活動を実際に体験する絶好の機会といえます。有償(渡航費・滞在費等17万円)であるほか、食事や滞在も現地の山村になります。6月6日には説明会も予定されています。詳細は、GONGOVAホームページ

Nihongo Stater A1 Part 1 CLASS 10開講(2019/03/03)

 【おわび】登録者が定員(1400名)をこえたたため、3月6日に締め切りました。CLASS 10終了後、新たにCLASS 11として募集する予定です。

2014年4月、JMOOCの最初のMOOCの1つとして開講された「Nihongo Stater A1 Part 1 」はいまだに開講希望があるため、2019年3月1日から10週間、CLASS 10を開講することになりました。CLASS 10とあるように内容は初期から変わっていませんが、放送大学MOOCがMOOCプラットフォームから撤退したため、今回はアジア公開大学連合(AAOU)・フィリピン公開大学(UPOU)の無償MOOCプラットフォーム「Asia Learning Portal」からの提供となります。MOOCなので学習者(受講者)は無料で、所定の成績を修めれば電子修了証(デジタルバッジ)も発行しますが、質問など1対1の支援サービスはありません。こちらのプラットフォームも同じくMoodleであったため、移植に大きな障害はなかったと聞いています。

Facebook Nihongo Starter Page: https://www.facebook.com/nihongostarter/

Asia Learning Portal: http://asianlearningportal.org/

2018 eASEM Network Meetingおよび11th International Conference on Maternal and Child Health Handbookに参加(2018/12/13-14、タイ・バンコク)

2018年12月13日(木)・14日(金)タイ・バンコクを訪問し、2つの会議に参加しました。

1)2018 eASEM Network Meeting(13日および14日午後,Windsor Suitesホテル)
”Ecosystem for Learning Analytics, Digital Badges and Credentials”のタイトルで研究報告を行いました。今後、Korea National Open University のTae Lim Lee 教授、Thai Cyber UniversityプロジェクトのAnuchai Theeraroungchaisri 教授(チュラロンコン大学)と共同研究を進めることになりました。デンマーク政府からの支援がなくなったとのことで、その資金調達も検討課題となりました。


2018 eASEM Network Meeting

2)11th International Conference on Maternal and Child Health Handbook(14日午前、Montien Riverside ホテル)
大学院オンライン授業科目「情報化社会とボランティア活動」で紹介させていただいた、JICA電子母子手帳の発表があるとのことで、当該科目ゲスト講師の中村安秀教授(甲南女子大学、大阪大学名誉教授、日本WHO協会理事長、国際ボランティア学会長)からお誘いがあり、情報収集のため参加させていただきました。秋篠宮紀子妃殿下のご臨席を仰ぎ中村先生はご多忙のご様子でしたが、各国から多くの関係者も参加されていたようで、紹介した意義を改めて再確認しました。


11th International Conference on Maternal and Child Health Handbook:バンコク宣言に向けたラップアップ

【報告】New Education Expo 18 大阪に参加(2018/06/15、大阪)

2018年6月15日(金)OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)で開催された、New Education Expo 18 大阪に参加しました。午前中は、西尾章治郎先生(大阪大学総長)のご講演「地域に生き世界に伸びる大阪大学の挑戦」を拝聴しました。一時阪大に籍を置いたものとして大変興味深いものでしたが、内容は一大学にとどまらず、日本の(高等)教育の課題を整理され、きたるべき教育のビジョンをしめされ大変参考になりました。午後は2つのセッションで話題提供を行いました。「次世代電子情報基盤に向けたIMS標準の最新動向」では、前の週の東京会場に引き続き、有川節夫先生(放送大学学園理事長)の教育ビジョンをうけたまわったのち、つぎの教育情報基盤はどうなるのか、どのような技術標準が必要か考えました。JMOOC常務理事福原美三先生の主催された「これからのリカレント教育の姿」では、京大飯吉透先生とともに、MOOCの現状と課題について論議させていただきました。ちょうど5年前に同じ会場でMOOCのセッションを開催させていただいており、そのときのPPTも残っていたので、振り返りながら、技術開発の動向もふまえ私見を述べました。