GONGOVA理事会・総会に参加(2019/06/22、東京・目白)

2019年6月22日(土)10:30-12:30学習院大学経済学部会議室において開催された、特定非営利活動法人「草の根国際協力研修プログラム(GONGOVA)」(理事長:川嶋辰彦・学習院大学名誉教授)の理事会・総会に参加しました。川嶋先生のご指導の下、タイ王国北部で十分な実績をあげてこられ(2018年度事業報告)、2019年度もさらに発展させて継続されるとのことです(2019年度事業報告)。理事の一員として、活動基盤の強化の一助になれるよう微力を尽くしたいと思います。総会には、かつてGONGOVA現地研修に参加された会員も多数参加され、貴重な情報共有の機会となりました(小生は、残念ながら中座してしまいました)

UNESCO OER関係会議に参加(2019/05/27-28、パリ・UNESCO本部)

 2019年5月27・28日、文部科学省からのご依頼で、フランス・パリ・UNESCO本部で開催された、the intergovernmental special committee meeting related to a Draft Recommendation concerning Open Educational Resourcesに参加しました。内容は差し控えますが、アジアの公開大学や、Open Education関係者の知り合いが多数参加されていました。

UNESCO本部外観
会議場の様子

IMS Global LILI 2019に参加(2019/05/20-23、米国・サンディエゴ)

2019年5月20日―23日、米国・カリフォルニア州・サンディエゴにあるマンチェスター・グランド・ハイヤットホテルで開催された、IMS Global Learning Consortiumの季節大会の1つである、2019 Learning Impact Leadership Instituteに参加しました。2019年度のIMS Globalと日本IMS協会との連携プロジェクトについて協議したほか、Learning Impact Awardの日本側参加者との意見交換、Open Badge v2、Comprehensive Learner Record (CLR)、Conpetencey and Academic Standards Exchange (CASE)、Caliper Analytics、One Roster等技術標準の最新動向に関する資料の収集などを行いました。

日本からの参加は、6社(内田洋行(2)、京都大学、デジタルナレッジ、ネットラーニング、放送大学、SONY Global Education(2))8名でした。

AAOU MOOC Steering Committeeに参加(2019/03/27-28、ベトナム・ダナン)

 3月27日―28日ベトナム・ダナンにおいて、OU5研究集会(OU5はASEAN5か国の公開大学のコンソーシアム)にあわせて開催された、AAOU MOOC Steering Committee meetingに出席しました。
 TYからは、AAOU Learning Portal で3月1日に開講した「Nihongo Starter」(JMOOCからの通算でCLASS10)の経過報告と、放送大学およびAAOU MOOCプロジェクトにおける今後のデジタルバッジ導入の計画について紹介しました。その議論の中で、デジタルバッジは、AAOUプロジェクトの成果としても推進する必要があるとの認識が示され、10月のAAOU2019(パキスタン・ラホール)に向けて、Quality Assurance(MOOC質保証)、Credit Transfer(単位互換)の2プロジェクトの成果も反映させる形でのパイロット実証実験を進めることになりました。

OU5の4大学の学長が参加
AAOU MOOC Steering Committeeのメンバー: (左から)
Teik Kooi Liew (Andy Liew, Wawasan Open University), Tran Thi Lan Thu (Hanoi Open University) , Melinda dP. Bandalaria (UPOU, Chair), Li Kam Cheong (Hong Kong Open University), Daryono (Universitet Terbuka, Indonesia Open University), Tsuneo Yamada (Open University Japan、撮影者)

JaSakai/AXIES/IMS 合同カンファレンス 2019に参加(2019/03/25、東京市ヶ谷・法政大学)

2019年3月25日(月)法政大学市ケ谷キャンパスにて開催された、 JaSakai、大学ICT推進協議会(AXIES)、日本IMS協会 および法政大学情報メディア教育研究センター の合同カンファレンスに参加しました。

プログラム:

13:00 – 13:10 開会挨拶 常盤 祐司 (法政大学)
13:10 – 13:50
招待講演 (同時通訳付) Open Analytics and NGDLE at Notre Dame
  Patrick Miller (University of Notre Dame)

13:50 – 14:30
招待講演 (同時通訳付)
A Deep Dive into Learning Analytics at Notre Dame
   Xiaojing Duan (University of Notre Dame)

14:45 – 15:45
パネルディスカッション (Sakai)
モデレータ:梶田 将司 (京都大学) 
パネリスト:
出口 大輔 (名古屋大学)  
畠山 久 (首都大学東京)  
藤井 聡一郎 (法政大学)  
Patrick Miller (University of Notre Dame)
Xiaojing Duan (University of Notre Dame)

16:00 – 17:00
パネルディスカッション (Learning Analytics, IMS Standard)
モデレータ:山田 恒夫 (放送大学)
パネリスト:
藤原 茂雄 (内田洋行)  
李 在範 (ネットラーニング)
常盤 祐司 (法政大学)  
Patrick Miller (University of Notre Dame)
Xiaojing Duan (University of Notre Dame)
17:00 – 17:10 閉会挨拶 山田 恒夫(放送大学)

JSET 2018年度産学協同セミナー「Society5.0 に向けた人材育成を実現する学びの在り方とは ~一人一人の能力や適性に応じて個別最適化された学びの実現に向けて~」において講演(2019/03/23、東京・八丁堀)

2019年3月23日(土)13:30~17:30、(株)内田洋行新川本社(ユビキタス協創広場CANVAS)において開催された、日本教育工学会(JSET) 2018年度産学協同セミナー 「 Society5.0 に向けた人材育成を実現する学びの在り方とは ~一人一人の能力や適性に応じて個別最適化された学びの実現に向けて~ 」において、講演を行いました。

第一部

  1. 趣旨説明 企画委員会
  2. 講演Ⅰ:「Society 5.0」における人材像と学校や学びの在り方について
    髙谷 浩樹氏 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 課長
  3. 講演Ⅱ:個別最適化された学びの実現に向けた海外での取組みから見えてきたもの  山田 恒夫氏 日本IMS協会運営委員会委員長 放送大学教授 
  4. 講演Ⅲ:個別最適化された学びの実現に向けた国内での取組みから見えてきたもの  藤村 裕一氏 鳴門教育大学大学院 遠隔教育プログラム推進室 室長
  5. 講演Ⅳ:個別最適化された学びの実現に向けたeポートフォリオとは
    森本 康彦氏 東京学芸大学 情報処理センター教授

第二部

第一部での講演をうけて、Society5.0に向けた人材育成の実現に向け、スタディ・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用や、EdTechとビッグデータを活用した教育の質の向上と、それを実現する学習環境の整備充実を推進する上で何が必要か、産・官・学それぞれの立場から幅広く議論を重ねる。

コーディネーター 藤村 裕一氏 鳴門教育大学大学院 遠隔教育プログラム推進室 室長 パネリスト 髙谷 浩樹氏 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 課長 山田 恒夫氏 日本IMS協会運営委員会委員長 放送大学教授 森本 康彦氏 東京学芸大学 情報処理センター教授

TIESシンポジウム 「ブロックチェーンが教育を変える」において招待講演(2019/03/08、東京)

2019年3月8日(土)一橋大学一橋講堂で開催された、TIESシンポジウム2018-2 「ブロックチェーンが教育を変える」において招待講演を行いました。講演タイトルは、「次世代電子学習環境(NGDLE)の可能性とその問題点」でした。ほかの講演者の方々は論客ぞろいで大変勉強になり、フロアの方々との熱気のこもったディスカッションができました(以下、敬称略)。

基調講演「新しい教育インフラストラクチャ・教育ブロックチェーンが目指す未来の教育とは」(株)ソニー・グローバルエデュケーション 代表取締役社長 磯津政明

招待講演「次世代電子学習環境(NGDLE)の可能性とその問題点」放送大学 教授 山田恒夫

特別講演Ⅰ「 ブロックチェーン ハッカソン2019」から見えてきたもの 」経済産業省産業技術環境局大学連携推進室 室長補佐 徳弘雅世

特別講演Ⅱ「学位・履修証明の現在と未来」大学改革支援・学位授与機構 教授 土屋俊

報告「ブロックチェーンと学習経済で実現するオープンイノベーション」NPO法人CCC-TIES附置研究所 主任研究員 堀真寿美

パネル討論「ブロックチェーンが教育を変える」司会:NPO法人CCC-TIES 副理事長 小野成志

講演資料

LAK19に参加(2019/03/04-07、米国・テンピ)

 2019年3月4日―8日、Arizona State Universityで開催された、the 9th International Learning Analytics and Knowledge (LAK) Conferenceに出席しました。今回の目的は、機関内外で学習解析を普及させるための方策の事例を収集することでした。放送大学や大学ICT推進協議会(AXIES)でも「学習・教育データ利活用ポリシー」(ひな型)の策定が進められていますが、匿名化が行われても、機関の間で共有することにはまだ抵抗感が多く、機関をこえて大規模データを実現するメリットをエビデンスとして示すことが求められています。
 ワークショップの1つである「Scalability and Sustainability of Learning Analytics Solutions (SASLAS19)」では、こうした問題が、Generizability(一般化可能性)として議論されていました。また、ワークショップ「Building the Learning Analytics Curriculum for 2020 and Beyond」に出席し、本分野におけるプログラムやカリキュラムの設計や開発について知ることができました。

総合科目「情報化社会と国際ボランティア(’19)」収録完了(2019/02/27、千葉幕張)

 2019年2月27日(水)第5回「国際ボランティア活動の諸相(3):海外における地域開発協力」(分担講師:文教大学教授 林薫先生)の収録をもって、スタジオ収録を完了しました。短期集中型の収録で大変でしたが、関係のみなさまのおかげをもちまして無事終了しました。

第13回・第15回収録 (右から)川口さん(P)、小川先生(分担講師)、中村先生(分担講師)、林先生(分担講師)、西村さん(D)、河原さん(聞き手)、山田(主任講師)
第12回「国際ボランティア活動と持続可能性(3)-政府と公的機関-」(左から)小川先生(分担講師)、木村泰政さん(UNICEF東京事務所・代表、ゲスト)、河原さん(聞き手)
第9回「国際ボランティア活動の諸相(7)—観光とエコツーリズム—」(右から)海津ゆりえさん(文教大学・教授、ゲスト)、林先生(分担講師)、河原さん(聞き手)